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プレミアム~NMS~No.603z

新しいコンセプトにより発足した、今回のプレミアムプロジェクト。

技術的な内容に始まり、音質という答えの無い様な部分への追求も行いつつ、開発が行われました。

この弦はおおよそ目指す所は決まってはいたものの、現時点での”この未知的な新しい素材”の使い方や立ち位置を模索する事を、他のどのモデルよりも問われる



”問題児”だった事を、まずは告白しておきましょう。



その理由はたった一つ。

その振動幅の大きさ、振動範囲にあります。



通常のレギュラーチューニングでは、明らかに他の弦より盛大に振れており、いわゆる普通の弦の感じに慣れ親しんでいる方、あるいはそれらで調整されているギターの設定でどの程度の反応を見せるのか、実は読みにくいという点があります。

設計がまるで違う、好みも千差万別で決められたであろう調整もされているギターに遣われるとなると、このタイプの弦はとたんに設定の落とし所が難しくなります。



弦と本体はお互いがある状態で釣り合ってこそ、最大のパフォーマンスが発揮されるものです。



基本的な振動の仕方が異なるという事は、狙いからズレる固体もあるだろうなと予想されていました。



みんなが仮に同じD-28を使うならば、ある程度予測も立ちますし、こんなに楽な事は無いのですが、そうではない。

しかもこれは一本のギターに対して、どんどん適合させていけるオーダーメイドでもない。

既存の弦で設計されているギターには少々オーバースペックなのではないか?

どれだけのギターが適合するのだろう?



”未完の段階”ではありましたが、一度製作サイドから離れて、実際の数多のユーザーとギターでどのような反応が出うるのか、どうしても調査する必要がありました。

かなり異質な物理特性であるがため、どのような反応を見せるのか、これは実施データを取るしかありません。



かくしてモニタリングの適合テストが実施され、実に様々な反応を頂く事になります。

「鳴り方が凄い」「鳴りが小さくなった」まったく逆のご意見もあったほどです。

あえて事前にはこの弦についての情報をそれほど公開しておりませんでしたが、このイレギュラーな弦をどのように感じるか、自由な各人の主観も交えたそれをお聞きする事で、個々のギターの状態が予測でき、どこに設定を据えるかのヒントを頂く事ができました。



つまり、蓋を開けてみれば
ギターが弦を押さえ付ける力を超えて弦が振動しており、弦の力が逃げてしまっていると思われるケースがあった。という事です。



その部分の改善策を盛り込み安定性を高めたインプローブ版が、この~NMS~No.603zとなります。





では次に~NMS~No.603zのサウンドを解説しましょう。

まず、この弦の特徴である振幅量のある振動から生み出される特性が、音の大部分を決めています。

指やピックからリリースされた瞬間の立ち上がりは比較的速くレスポンスの良さがあり、遅さを感じさせない特徴のため、ダイナミックかつ明るい音色を有しています。

瞬間的に濃い倍音を纏いながら、低域の充実さと高域が輝くような音が鳴るため、レンジの広い感じを受けるサウンドという特徴があります。



このように音の密度は決して低くはなく、サスティーンもそれなりに伸びるトーンのため、ストロークでは壁のように音が飛び出し、曲によっては鳴り過ぎると感じる方もおられるでしょう。

決して万能選手ではありませんが、全体的にレンジの広い綺麗めな音がするので、単音でのプレイに長けた、ピアノ的な凛々しさも有した音となっています。



~NMS~No.603zは問題児である宿命を背負って誕生しましたが、幾人の手によって在り方を示された「育成品」として、ここに登場する事ができました。





※基本的には、比較的柔らかい弦となります。ダダリオEJ16クラスで押し弦が柔らかいと感じる設定のギターに御使用になられる場合、ペグに巻く弦の量を通常よりも多く巻きますと、ギターに振動が効率良く伝わりますのでお試しください。





●10セット以上から割引販売をさせて頂きます。

ご検討の方はお問い合わせ下さいますようお願いします。





■特殊音響効果採用タイプ(NMS wave)

音圧向上処理、周波数バランス変更

振幅の大きいLoudness wave wire採用

フォスファーブロンズ

LIGHT:012、016、024、032、042、053
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